まだそんなkemperの使い方してるの?【キャビネットIRの音作りの設定】



Kemper Profiling amp の音作りってなかなか難しいですよね。実際購入してから1年たった今でも音に関しては葛藤する日々を送っています。
そんな中最近見つけたケンパーの音作りの方法の1つとしてキャビネットIRの音作りも非常に大切であることがわかりました。今回はそんなKemperのキャビネットIRの音作りに関係するお話です。





キャビネットIR(インパルス・レスポンス)とは


IRというのは、インパルス・レスポンスの略で、空間の残響(リバーブ)の測定やアンプのスピーカーキャビネットのサウンドをデジタルデータに変換し、実機でレコーディングを行った際のレスポンスを再現することができるものです。
引用元:F884SOUNDLAB

詳しくはこちらhttps://www.884sl.com/whats-ir


要するにキャビネットをマイクで拾った音と同じ音が出ますよということ。この音を他のアンプと組み合わせて理想の音に近づけて行くことができるはず。。。

と思いきややっぱりヘッドとアンプの相性が合わずに断念ということが結構ある。ローがもこもこしたりハイがシャリシャリの銀シャリになったり、Profiling環境の差なのかわかりませんが、別々のものを組み合わせると合わないことが多々ありました。



そこで、アンプのEQを使って調整してみた!!めっちゃよくなったし使える!!



よしこれでいけると思ったのもつかの間、実機のキャビから音出ししてみた結果、ぺらっぺらの音が出てびっくり、ほかの演者さんにも音の重心が高くて重みがないとのこと、
これがちょうど一年前の話でした。

これを解決できるのが、キャビネットIRの音作りというわけです。





IRの機能と設定方法


左からHigh Shift,Low Shift,Character,Volume?があります

  1. High Shift : ローのシェルビングEQ
  2. Low Shift : ハイのシェルビングEQ
  3. Character : キャビネットのキャラクター変更
  4. Volume : ボリューム?
です。
この画面でキャビネットの特性を操作することができます。



High Shift,Low Shift
   ここではシェルビングEQを使ってローのモコモコ感とハイのジャリジャリ感を調整できます。基本的にカットを使って不要な音を排除していきましょう。やりすぎると音のレンジ感がなくなるのでかけ過ぎ注意で!!つまみ
シェルビングEQのイメージ




character
キャビネットのキャラクターを変えることができるつまみです。
左に言うほどじゃりっとしたビンテージアンプのようなり、右に行くほどモダン系のミッドが出たサウンドになります。

こういった部分で自分の好きなサウンドを詰めていくことも可能です。



まとめ

いかがでしたでしょうか。今までアンプ部分だけをいじっていた人もこのブログを見て出音のキャビネットまでいじることを考えてくれると嬉しいです。

次回アンプの心臓部であるPREアンプ部分の音作り方法を紹介したいと思います。


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