これぞPRS!! Paul Reed Smith custom24について

PRS(Paul Reed Smith)はギターを弾く方なら誰もが1度は見聞きしたことがあると思います。ギブソンやフェンダーなどとは違った豪華で煌びやかなこのギターは楽器屋でもとても目立つ存在です。今回はそんなPRSギターの特徴を紹介していきます。


ポール・リード・スミス(以下、PRS)の「Custom(=カスタム) 24」は、1985年の鮮烈なデビュー以来PRSの数あるラインナップの中で最も人気が高く、多くのギタリストにとって憧れの楽器になっています。美しいたたずまいとプレイアビリティ、そして幅広いサウンドキャラクターによって、このCustom 24で仕事をバリバリこなすプロミュージシャンも大変多くいます。高級(PRSとしては普通)グレードである「Core Model(=コアモデル)」だけでなく、廉価版となるS2やSEでもCustom 24はリリースされており、PRSを代表するモデルとなっています。



PRSの特徴




洗練されたデザイン


PRSといえばこの美しい見た目!!ほんとに綺麗です。綺麗に出た虎目に磨き上げられたボディ、レスポールのような曲線を持ちつつストラトのようなカット、指版にはアバロンでかたどられたバードインレイ、PRS以外にはないとても作りこまれた宝石のようなギターです。


10top


このように虎目がバリバリにでたギターをPRSでは10TOP(10本に1本のレベルで美しい)という名前が付き、ヘッドの裏に10が記載されます。実際見比べるとものすごくきれいで木目の出方だけで10万円以上の差ができるのもうなずけます。さらに10topよりも美しいものや希少材を使用したプライベートストックもあります。






バードインレイ


飛翔する鳥をイメージした「バードインレイ」はPRSの大きな特徴で、PRSの発売当初はオプションで変更するものでしたが、2019年現在では一部を除いて標準化しています。

2008年まではインレイ全体で鳥のシルエットを作っていましたが、それ以降はアウトラインをインレイにするデザインに変更されており、素材や内側に何を埋め込むかなどのバリエーションがあります。


機能性

ダブルカッタウェイやアーチトップ、マホガニーセットネック、2基のハムバッカーなど、共通のモデルが多いPRSですが、ネックグリップや仕込み角度、搭載されるピックアップや電装系、ボディ形状や厚みなど細かのところの仕様がそれぞれのギターによって異なることによって個性が各モデルごとに形成されています。


上でも紹介した通りギブソンとフェンダーの真ん中にで切のいいところにあるため、「ギブソンからもフェンダーからも持ち替えても違和感がない」設計でできています。


さらにコイルタップ機能を搭載することで、多くのサウンドバリエーションを実現しています。その中でも種類があり2ハムバッカーで5ウェイや3ウェイ、トーンポットのスイッチなど多くのバリエーションが存在します。
↑トーンポットセレクタータイプ

5weyセレクタータイプ

個人的な弾いてみた感想

写真は謎にマスクをしている2018年度の文化祭のときのです。

実際に僕もPRS Custom24を所持していますが、今まで弾いたギターの中でもトップクラスの音質で最高なギターです。しかしPRSの特徴としてネックのアールがなく、ネックが真っすぐまたは逆にアールがかかったような弾き心地がするでしょう。

ストラトやレスポールなどを弾きなれたところからPRSをもつと若干弾きづらいというのが実際の感想です。外国で賛否が分かれるのが納得できました。

でも慣れてしまえば全く気にならなくなります!焦らず弾き込んで慣れましょう!!



音質はかなりフラットです。すべての帯域が良く出るため、かなり特徴のない音に感じますがアンプやエフェクターのキャラクターで音を作っていく作り方がベストだと思います。ストラトやレスポールのようなギターのおいしい音にエフェクトをかけていきたい方には、満足できないギターです。ギター選びの際は自分のスタイルを確認してから買う必要がありそうです。


おわりに

いかがでしたでしょうか。PRSの魅力少しでも伝わっていてくれたら幸いです。
今後スウェーデンのメーカーの某〇trandbargや埼玉県産のSAIT〇などを紹介していきたいと思います。そちらもよろしくお願いします。



それでは


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